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絵の並びについては、上の方が古い出来事で、下に行くほど新しい出来事です。

室町時代(1338年頃 - 1573年)

足利尊氏(あしかがたかうじ)
足利尊氏(あしかがたかうじ)

1305年 - 1358年

室町幕府の初代征夷大将軍(在職:1338年 - 1358年)。

1338年に京都の北朝に任じられ征夷大将軍になり室町幕府を開いた。

南北朝時代(なんぼくちょうじだい)
南北朝時代(なんぼくちょうじだい)

1338年 - 1392年

足利尊氏が支持した北朝(京都)と後醍醐天皇が開いた南朝(吉野)に分かれて争った時代。日本の各地でも守護や国人たちがそれぞれの利害関係から北朝あるいは南朝に与して戦乱に明け暮れた。


吉野(よしの)
吉野(よしの)

南朝が置かれた場所。現在の奈良県吉野郡吉野町あたり。

守護大名(しゅごだいみょう)
守護大名(しゅごだいみょう)

室町時代の初期、守護は各地域で地頭や新興武士を従えて勢力を強め、守護大名と呼ばれるようになった。


足利直義(あしかがただよし)
足利直義(あしかがただよし)

1306年 - 1352年

武将。足利尊氏の同母弟。

将軍尊氏を補佐して政務面を統括し、尊氏・直義兄弟による「二頭政治」を行っていたが、尊氏の執事である高師直(こうのもろなお)との間に派閥対立が生じ、追い落としを図り却って失脚したものの、やがて南朝と結んで師直一族を討ち幕政を掌握した。しかし対立は尊氏・直義両者による全国を巻き込む戦乱に発展し、直義は東国に逃れたが最後は鎌倉に幽閉され尊氏に毒殺された。

高師直(こうのもろなお)
高師直(こうのもろなお)

? - 1351年

武将。足利尊氏の執事。

将軍家の執事として絶大な権勢を振るったが、足利直義と対立するようになり一族もろとも殺された。


観応の擾乱(かんのうのじょうらん)
観応の擾乱(かんのうのじょうらん)

1349年 - 1352年

足利尊氏と足利直義との間で起こった抗争。特に尊氏派の高師直と足利直義との争いが激しかった。北朝と南朝の対立も絡み、戦乱は全国へ広がった。高師直は直義派に殺され、直義は尊氏に毒を盛られて殺され一応の決着をした。だが、この擾乱によって弱体化していた南朝が勢力を盛り返すなど混乱は続いた。

管領(かんれい)
管領(かんれい)

観応の擾乱が「足利直義」と執事の「高師直」の二頭体制であったことによる勢力争いに端を発することから、今後混乱が置きないよう権力の一元化を図って作られた室町幕府の職名。将軍を助け政務を総轄した。


鎌倉府(かまくらふ)
鎌倉府(かまくらふ)

室町幕府が関東10カ国を統治するために設置した機関。

北畠親房(きたばたけちかふさ)
北畠親房(きたばたけちかふさ)

1293年 - 1354年

公卿。南朝側の指導者。

南朝側の正統性を述べた歴史書『神皇正統記』(じんのうしょうとうき)の著者として名高い。


度会家行(わたらいいえゆき)
度会家行(わたらいいえゆき)

1256年 - 1351年?

神官。伊勢神道の大成者。

建武の新政挫折後の南北朝の動乱で南朝方の北畠親房を支援し、その神国思想は北畠親房に大きく影響を与え、親房の師とされる。

座(ざ)
座(ざ)

商工業者による同業組合で、営業の独占などの特権を認められた団体のこと。


油座(あぶらざ)
油座(あぶらざ)

油を製造・販売する商人たちによる座。 中でも離宮八幡宮(石清水八幡宮)を本所とした大山崎油座は中世日本最大規模の油座だった。

惣(そう)
惣(そう)

農村における自治組織。惣村(そうそん)とも言う。惣村の指導者には、乙名(おとな)・沙汰人(さたにん)などがあった。


月行事(がちぎょうじ)
月行事(がちぎょうじ)

室町時代後期から見られる都市・座・仲間などの共同体に設けられた幹事役の一種。月単位の持ち回りであったことに由来する。

酒屋役(さかややく)
酒屋役(さかややく)

室町幕府によって京都を中心とする酒屋に課された課税のこと。


寺内町(じないちょう)
寺内町(じないちょう)

室町時代に浄土真宗などの仏教寺院、道場を中心に形成された自治集落のこと。

大唐米(だいとうまい)
大唐米(だいとうまい)

虫害や日照りに強い品種の稲。室町時代に西日本を中心に広まった。


足利義満(あしかがよしみつ)
足利義満(あしかがよしみつ)

1358年 - 1408年

室町幕府第三代将軍(在職:1368年 - 1394年)。

南北朝時代を終わらせ勘合貿易を始め金閣寺を建てました。私一人で色々やったな。

鹿苑寺(ろくおんじ)
鹿苑寺(ろくおんじ)

相国寺の塔頭寺院の一つ。舎利殿「金閣」が特に有名なため一般的に金閣寺と呼ばれる。元は鎌倉時代の公卿、西園寺公経の別荘を室町幕府三代将軍の足利義満が譲り受け、山荘北山殿を造ったのが始まり。義満の死後、遺言によりお寺となり、夢窓国師を開山とし、義満の法号鹿苑院殿から二字をとって鹿苑寺と名づけられた。

参考
金閣寺について


倭寇(わこう)
倭寇(わこう)

13世紀から16世紀にかけて朝鮮や中国沿岸にかけて活動した日本の海賊集団のこと。

明(みん)
明(みん)

1368年 - 1644年

中国の王朝の一つ。

1368年に中国で元を退け、漢民族が建てた国。


勘合貿易(かんごうぼうえき)
勘合貿易(かんごうぼうえき)

1401年

第三代将軍足利義満の時に、1401年に明との国交を回復して始めた貿易。船が倭寇ではないことを証明するために、日本の勘合符と明の勘合符を照合して公認船かどうかを確かめたため、勘合貿易と呼ばれる。

日本からは銅・刀剣・硫黄などを輸出し、中国からは銅銭・生糸・書籍・陶磁器などを輸入した。

日朝貿易(にっちょうぼうえき)
日朝貿易(にっちょうぼうえき)

李成桂が朝鮮を建国し、足利義満に「倭寇の禁圧」と「通行」を求めてきたことをきっかけに始まった日朝間の貿易。特に木綿が朝鮮より大量に輸入された。


観阿弥(かんあみ/かんなみ)
観阿弥(かんあみ/かんなみ)

1333年 - 1384年

申楽師。

息子の世阿弥とともにを大成した。

世阿弥(ぜあみ)
世阿弥(ぜあみ)

1363年? - 1443年?

猿楽師。

父の観阿弥とともに猿楽(申楽とも。現在の)を大成し、多くの書を残した。


能(のう)
能(のう)

観阿弥世阿弥親子によって大成された芸能。

書院造(しょいんづくり)
書院造(しょいんづくり)

室町時代から近世初頭にかけて成立した住宅の様式。書院を建物の中心にした武家住宅の形式のことで、書院とは書斎を兼ねた居間の中国風の呼称。その後の和風住宅は、書院造の強い影響を受けている。ちなみに絵は本棚のイメージ。


足利義持(あしかがよしもち)
足利義持(あしかがよしもち)

1386年 - 1428年

室町幕府第4代将軍(在職:1394年 - 1423年)。

朝貢形式を嫌い、1411年に「明」との勘合貿易を中断した。

中山王国(ちゅうざんおうこく)
中山王国(ちゅうざんおうこく)

1314年 - 1429年

現在の沖縄県に存在した三つの王国の一つ。1429年に他の二つの王国を滅ぼして琉球王国となった。


北山王国(ほくざんおうこく)
北山王国(ほくざんおうこく)

1322年? - 1416年

現在の沖縄県に存在した三つの王国の一つ。1416年に中山王国の尚巴志によって滅ぼされた。

南山王国(なんざんおうこく)
南山王国(なんざんおうこく)

1337年? - 1429年

現在の沖縄県に存在した三つの王国の一つ。1429年に中山王国の尚巴志によって滅ぼされた。


尚巴志(しょうはし)
尚巴志(しょうはし)

1372年 - 1439年

第2代目中山王(在位:1422年 - 1439年)。

1429年に三山を統一し、琉球王国を成立させた。

琉球王国(りゅうきゅうおうこく)
琉球王国(りゅうきゅうおうこく)

1429年 - 1879年

尚巴志が三山を統一して成立させた王国。


雪舟(せっしゅう)
雪舟(せっしゅう)

1420年 - 1506年

水墨画家。禅僧。

明で水墨画を学び、帰国して山水画を完成させた。

見世棚(みせだな)
見世棚(みせだな)

商店において、道側に陳列台を造り、その上に品物を載せ、道行くひとに売る方法があり、この陳列台を「見世棚」という。この時代には京都などの大都市で見世棚が普及した。

後の「店」。


コシャマインの戦い(こしゃまいんのたたかい)
コシャマインの戦い(こしゃまいんのたたかい)

1457年

アイヌと和人の戦い。アイヌは首領コシャマインを中心に団結し、和人を大いに苦しめたが、コシャマイン父子が弓で射殺されるとアイヌ軍は崩壊した。

蠣崎氏(かきざきし)
蠣崎氏(かきざきし)

蝦夷沙汰代官であった津軽安藤氏の統制下にある渡党(北海道渡島半島を中心とする地域に住んでいた集団)が蝦夷地に12の館を立てたが、花沢館主蠣崎季繁もその一人にすぎなかった。コシャマインの戦いが発生すると、激戦の末、蠣崎季繁の客将の武田信広がこれを鎮圧した。これにより、蝦夷地の和人社会において蠣崎氏が優勢となり、支配を確固たるものとした。


吉田兼倶(よしだかねとも)
吉田兼倶(よしだかねとも)

1435年 - 1511年

神道家。

唯一神道(吉田神道)の事実上の創始者。室町幕府にも取り入って権勢を拡大し、神道会の権威になろうとした。

応仁の乱(おうにんのらん)
応仁の乱(おうにんのらん)

1467年 - 1477年

室町幕府管領家の畠山氏、斯波氏の家督争いから、細川勝元と山名宗全の勢力争いに発展し、室町幕府8代将軍足利義政の継嗣争いも加わって、ほぼ全国に争いが拡大した内乱。1467年京都からおこった。ちなみにこの絵は、王冠をかぶったニンジン(おうかんをかぶったにんじん)で応仁の乱です。


日親(にっしん)
日親(にっしん)

1407年 - 1488年

日蓮宗の僧。

他宗と激しい論争を行いつつ、日蓮宗を京都の商工業者の間に広めた。

足利義政(あしかがよしまさ)
足利義政(あしかがよしまさ)

1436年 - 1490年

室町幕府第8代将軍(在職:1449年 - 1473年)。

応仁の乱が起こった時の将軍。


慈照寺(じしょうじ)
慈照寺(じしょうじ)

正式名称を東山慈照寺と言うが、銀閣寺(ぎんかくじ)としても知られる。相国寺の塔頭寺院の一つ。銀閣寺の名の由来は江戸時代、金閣寺に対し、銀閣寺と称せられることとなった。室町幕府八代将軍の足利義政によって造営された山荘東山殿を起源とし、義政の没後、臨済宗の寺院となり義政の法号慈照院にちなんで慈照寺と名付けられた。

参考
銀閣寺について

奉公衆(ほうこうしゅう)
奉公衆(ほうこうしゅう)

室町幕府での将軍直属の軍。地方の将軍直轄領の管理も任されていた。


下克上(げこくじょう)
下克上(げこくじょう)

身分が下の者が実力で上の者に取って代わること。

戦国大名(せんごくだいみょう)
戦国大名(せんごくだいみょう)

戦国時代に自分の実力で領国を支配した大名。


戦国時代(せんごくじだい)
戦国時代(せんごくじだい)

1467年(1493年) - 1590年

15世紀末から16世紀末にかけて戦乱が頻発した時代区分。世情の不安定化によって室町幕府の権威が低下したことに伴って守護大名に代わって全国各地に戦国大名が台頭した。領国内の土地や人を支配する傾向を強めるとともに、領土拡大のため他の大名と戦闘を行うようになった。

分国法(ぶんこくほう)
分国法(ぶんこくほう)

戦国時代に戦国大名が領国内を統治するために制定した基本的な法典。


寄親(よりおや)
寄親(よりおや)

戦国大名の家臣団において寄子と呼ばれる下級武士を率いた有力武士のこと。

宗祇(そうぎ)
宗祇(そうぎ)

1421年 - 1502年

室町時代の連歌師。

1495年に『新撰菟玖波集』を撰集した。


新撰菟玖波集(しんせんつくばしゅう)
新撰菟玖波集(しんせんつくばしゅう)

1495年

大内政弘の発願により、宗祇を中心として撰集された準勅撰連歌撰集。

大湊(おおみなと)
大湊(おおみなと)

伊勢国の大湊は室町時代には北畠氏の支配下に入るが、上納金と引き換えに24名の会合衆による自治が認められ、その後港町として栄えた。北畠氏のみならず複数の有力戦国大名とも強く結びつき、当時の大湊は堺や博多などと並ぶ日本の代表的な商業都市の一つだった。


撰銭令(えりぜにれい)
撰銭令(えりぜにれい)

劣悪な銭貨を忌避・排除することを「撰銭」というが、これによって円滑な経済活動が阻害されたので撰銭を禁止する令として1500年に初めて撰銭令が出された。

フランシスコ・ザビエル
フランシスコ・ザビエル

1506年頃 - 1552年

スペインのナバラ王国生まれのカトリック教会の司祭・宣教師。イエズス会の創設メンバーの一人。バスク人。

日本に初めてキリスト教を伝えた。


鉄砲伝来
鉄砲伝来

1543年頃

日本の種子島に漂着したポルトガル人が、日本に初めて鉄砲を伝えた。

織田信長(おだのぶなが)
織田信長(おだのぶなが)

1534年 - 1582年

武将・戦国大名。尾張(現在の愛知県)出身。

力をつけて尾張を統一し、桶狭間の戦い今川義元を討ち取り、その後も領土を拡大した。


今川義元(いまがわよしもと)
今川義元(いまがわよしもと)

1519年 - 1560年

駿河国および遠江国の守護大名・戦国大名。今川氏第11代当主。

尾張国に侵攻した際に行われた桶狭間の戦い織田信長に敗れて毛利良勝に討ち取られた。

桶狭間の戦い(おけはざまのたたかい)
桶狭間の戦い(おけはざまのたたかい)

1560年

尾張国桶狭間で行われた戦い。織田信長と今川義元が戦って織田信長の勝利。

ちなみに、絵は誰が見ても分かるように桶が2つ並んで、真ん中に赤い稲光が走ってる絵。


尼子氏(あまごし)
尼子氏(あまごし)

山陰地方で活躍した戦国大名。石見大森銀山を巡り、他の戦国大名と争ったが、のちに毛利氏によって滅ぼされた。

毛利氏(もうりし)
毛利氏(もうりし)

武家一族。尼子氏と石見大森銀山の取得を巡り争い、尼子氏を滅ぼした。


石見大森銀山(いわみおおもりぎんざん)
石見大森銀山(いわみおおもりぎんざん)

島根県大田市にある、戦国時代後期から江戸時代前期にかけて最盛期を迎えた日本最大の銀山(現在は閉山)。

参考
石見銀山世界遺産センター(島根県大田市大森町) / Iwami Ginzan World Heritage Center(Shimane Pref, Japan)